毎日使うものだから、自分の肌に合ったものを、正しく選びたい。成分に深い知識を持ち、これまで長年にわたり数多くの製品を研究・開発してきた、日本の化粧品業界の最前線で活躍中の白野 実先生にスキンケアの選び方のイロハを伺いました。
自分の肌としっかり対話をして、合う成分と合わない成分を確認
「洗顔コスメならツッパリ感があったり、化粧水なら次の日の化粧ノリが悪かったり、アイテムによって肌に合わないサインは異なります。肌が弱い人がスキンケアを切り替えるときには、いきなり顔につけるのでなく、まず腕の内側の肌で試すこと。
少し温かくなるような感じやチクチクした感じがするのは、アレルギーとは異なる感覚刺激と言われるもの。合わないサインのひとつなので、使用を中止し、合わない成分を知るために成分表をチェックしましょう。
このように、スキンケアコスメを選ぶときは、最初から成分だけを重視せずに、実際に自分の肌で試して、合う成分、合わない成分を確認するようにすると、運命の1本に出合う近道になります」(白野先生)
教えてくれたのは……
コスメレシピ クリエイター 白野 実 先生
1966年生まれ。長年にわたり、国内化粧品メーカーでのスキンケア化粧品の処方開発や、化粧品全般の品質保証業務に従事してきた経験をもとに、化粧品開発、処方技術コンサルティング会社「ブランノワール」設立。正しい化粧品・美容知識を世の中に広めるべく、講演・セミナーに日々奮闘中。著書に「美肌成分事典」(主婦の友インフォス)。
illustration:Naho Ogawa edit&text:Hiroko Shirasaki re-edit:Yuri Iwata[press lab]
※kiitos. vol.21(2021年9月21日発売)より抜粋。
からの記事と詳細 ( 肌に合う成分と合わない成分を知ろう|スキンケアコスメの選びかた③ - 株式会社三栄 )
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