男性化粧品の市場が拡大している。男性のスキンケアへの関心が高まっているのが第一で、コロナ下でリモート会議の画面越しに自分の顔を見る機会が増えたり、マスクによる肌へのトラブルがあったりと肌を気にせざるを得なくなったことが大きい。
(武田学)
メンズコスメ市場をリードしているのが20~30代だ。ニキビなどの対策や肌荒れのような〝お悩み対策〟から入る人が多く、スキンケアからステップアップしていく格好だ。最近は、自然に肌が快適できれいに見えるコスメが売れている。以前のように刺激のある爽快感などの副次的効果は強く求めず、自然な肌つやに整えたいという志向だ。肌感や〝肌心地〟の良さ、見栄えという直接的効果が支持されている。低刺激で優しい使用感を重視する流れだ。
肌への関心高く
BBクリームなどのメイクアップも加工感の弱い〝自然さ〟が不可欠だ。潤い、使用感、見映えなど、全体にナチュラルである点がスキンケアやメイクアップ、ヘアケア、ネイル、ボディーケアなどでも共通している。
20~30代の男性は、特に美容・健康意識が強く、肌への関心が高い。バルクオムはそんなニーズをうまく掘り起こして成長してきた。メンズスキンケアブランド「バルクオム」は13年の事業開始以来、累計出荷1000万本を超え、20年からメンズの化粧水、乳液では売り上げシェア1位を獲得している。
からの記事と詳細 ( 拡大続けるメンズコスメ市場 スキンケアは“標準装備” 優しい使用感や見栄えを重視 - 繊研新聞 )
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