米大リーグは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、約4カ月遅れて無観客で開幕した。メジャー2年目に巻き返しを図るマリナーズの菊池雄星(花巻東高)、3年目に投打の「二刀流」復活を期すエンゼルスの大谷翔平(同)。県人メジャーリーガーが飛躍するために必要なことは何か。日米のプロ野球でプレーし、現在は日本を中心に活動する元巨人のウォーレン・クロマティさん(66)にオンラインで助言をもらった。
(聞き手は運動部・小田野純一)
―メジャー1年目の評価は。
「1年間投げたことを評価するべきだ。日本から大リーグの野球にアジャストしなければならない。ポイントは大きく二つ。米国はテンポが速く、日本は遅い。投球のテンポ、バッテリーのサイン交換だけではない。もう一つは審判によるストライクゾーンの感覚の違い。日本は強打者が2、3人だが、パワーがある大リーガーは大半の打者に気を付けないといけないので、常に重圧がかかる」
―今後、活躍するために必要なものは。
「ツーシームをものにすれば投球の幅が広がる。投球の柱の一つになる。ヤンキースの松井秀喜もメジャー1年目はツーシームに苦しんだ。昨年1年間の経験は確実に生きる。コンディションが良ければもっと成績は上がる。アジャストの積み重ねが大事。投手コーチからメンタルや考え方を学んでいけばよい」
―メジャーで「二刀流」に挑戦している。
「すごく大きなサプライズ。米国人も驚いた。彼の武器はメンタルの強さ。誰もやったことがないチャレンジ精神、手術後の努力が米国人をとりこにしている。エンゼルスにはトラウトやプホルスという素晴らしい打者がいる。彼らから多くのことを学んでいるはずだ」
―投手としての期待は。
「肘の手術後、エンゼルスもすごくケアをしている。日本ハム時代の力強い投球になるまでどのように戻していくか。3年目で相手も学んでいる。今季はタフなシーズンになる」
ウォーレン・クロマティさん 米エクスポズを経て、84年から巨人に7年間在籍。89年は打率3割7分8厘で首位打者、最高出塁率、セ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。現在は巨人のアドバイザーを務める。左投げ左打ち。66歳。米フロリダ州出身。
クロマティさんはロッテのドラフト1位佐々木朗希投手(大船渡高)を高く評価する。「東京ドームで投球練習を見た。背が高く、角度があるいい直球を投げていた。間違いなく日本を代表する投手の一人になる」と絶賛した。
動画投稿サイトのユーチューブに開設している「クロマティチャンネル」を「素晴らしいゲストを迎え、皆さんが楽しめるトークを提供している」と紹介。「みんなでつくるチャンネルにしたい。気軽に質問やコメントをしてほしい」と呼び掛けた。
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July 26, 2020 at 07:11AM
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クロマティさん(元プロ野球巨人)雄星と大谷を語る - 岩手日報
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