UV&トラブルに立ち向かう。夏のスキンケア最前線!
内科・皮膚科医の友利新さんと美肌研究家ソンミさんによると、これからの季節は美肌を損なう要因がたくさん!
「ひとつめは、なんといっても紫外線。紫外線はシミやくすみ、シワやたるみの原因です。肌老化の約8割は、紫外線が引き起こすといわれています。また、紫外線が強くなると肌が防御力を高めようとして、表面の角層を分厚くします。するとくすみや毛穴目立ち、ニキビが発生しやすくなるんです」(友利さん)
「暑い季節は、生活習慣や食生活の乱れにも要注意。冷たいものばかり食べたり飲んだりすると血行不良になるし、軽いものばかり食べたりして栄養不足になれば、それも肌の乾燥やゆらぎを引き起こします」(ソンミさん)
夏肌のダメージは、蓄積すると一気に老化が加速するとも。お役立ちコスメを使って、日々リセットを心がけて。
透明美肌を守るUVケア~スキンケア成分たっぷり
アフターコロナで外出の機会が増え、今季はUVカットが大豊作とソンミさん。
「美白や保湿などスキンケア機能が充実しているもの、トーンアップできる下地的なものなど種類が豊富。どれを選ぶにしろ、シワなどの原因になるUVAの防御指数であるPAは++は欲しいところ。SPFは、日常使いなら20~30あれば十分です」
A、【ELIXIR】デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa
洗顔後、これ1本で乳液、UVカット、化粧下地の役割を果たすマルチアイテム。長年のコラーゲン研究から生まれたスキンケア成分の働きで、肌のハリ、ツヤにアプローチ。ベビーピンクのメイクアップ効果で肌を自然にトーンアップさせ、くすみや影をカバーする。洗顔料でオフが可能。SPF50+・PA++++ 35g¥3,410(エリクシール TEL:0120・770・933)
B、【Obagi】オバジC デイセラムUV
スキンケア成分の代表格、ビタミンC3種類を高濃度で配合。紫外線が当たると破れるカプセルに成分を閉じ込めることで、日中持続的に肌にビタミンCを供給。太陽光が当たると赤く発光する特殊なパウダーが、ナチュラルな血色感を演出する。大気汚染や花粉から肌をガードする技術も搭載。SPF50+・PA++++ 30g¥3,300(ロート製薬 TEL:0120・234・610)
C、【N organic Vie】デイケアモイスト UVクリーム
エイジングケアに役立つレチノールの次世代版として注目を集める、バクチオールを配合。バクチオールは植物由来のビタミンAで、肌の新陳代謝をサポートする。また、ヒト型セラミドを含むカプセルが、肌のバリア機能をサポート。ナチュラルベージュの色つきで、肌の色ムラをカバーし、明るく整える。SPF50+・PA++++30g¥3,300(シロク TEL:0120・150・508)
D、【LANCOME】UV エクスペール トーン アップ ブライト
トーンアップUVカットブームの火つけ役になった伝説的アイテムが、パワーアップしてリニューアル。紫外線はもちろん、真皮ダメージや色素沈着を起こす可視光線、エイジングにつながる赤外線から肌を守り、敏感肌にも対応。ナイアシンアミドをはじめ、スキンケア成分を約75%も配合している。SPF50+・PA++++ 30ml¥7,480(ランコム TEL:0120・483・666)
E、【FLARUNE】ブライト バリアシールド
美白有効成分トラネキサム酸と、肌荒れを防ぐグリチルレチン酸ステアリルが、健やかで澄んだ肌に導く。シールドポリマーコンプレックスが、表情の動きにもヨレにくいしなやかな膜を形成。花粉やPM2.5、排気ガスなどの汚染物質から肌を守る。なめらかでのびがよく、しっとり感が長持ち。[医薬部外品]SPF28・PA+++40g¥4,400(アルビオン TEL:0120・114・225)
F、【INNISFREE】チェリーブロッサム スキンフィット トーンアップ クリーム UV
韓国のチェジュ島に咲く王桜の葉からじっくり抽出したエキスをはじめ、グリーンティーエキスやナイアシンアミドなどを配合。紫外線の影響で乾きやすい肌に、潤いを与える。ほんのり桜色のベースが色ムラをカバーし、血色感と透明感をプラス。マスクをつけても色移りしにくい。SPF50+・PA++++ 50ml¥2,970(イニスフリー TEL:0800・800・8969)
Check! プロの効かせ技! 焼かない編
一分の隙も作らないUVカットの塗り方。
クリーム質感ならパール粒2つ分、乳液質感なら1円玉2枚分を手に取って指で塗る。頬→額→アゴなど、毎回順番を決めて塗ると、塗り忘れを防ぐのに役立つ。まぶた・鼻の下は塗り残しが多いので要注意。日焼けをしやすい目尻横のCゾーンは、2度塗り推奨。
メイクを崩さないリタッチテクニック。
UVカットは、出先でも2~3時間に一回リタッチするとベター。まず、肌に浮いた汗や皮脂をティッシュで押さえてオフする。次に、できればミニサイズの乳液を持ち歩いて保湿を。最後にUVカットを塗る。スプレータイプやパウダータイプだと、メイクを崩さず重ねやすい。
友利 新さん 内科・皮膚科医。美容医療はもとよりコスメにも詳しい。美容や健康に役立つ最新情報を発信する公式YouTubeチャンネルでは、毎週水曜日に視聴者からの質問に答えるライブを配信。
ソンミさん 美肌研究家。タレント時代にスキンケアの研究を始め、美容の情報を発信するように。スキンケアブランド『meeth』や食べるスキンケアブランド『&meal』のプロデュースも手がける。
※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・恩田はるみ スタイリスト・荻野玲子 イラスト・別府麻衣 取材、文・風間裕美子
(by anan編集部)
からの記事と詳細 ( 今季はUVカットが大豊作! スキンケア成分たっぷりの“UVケア”アイテム6選 - ananweb )
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