ポーラ（東京・品川）が発売した「コスモロジー スペースクルーキット」は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）が採用した化粧品。コスモロジーは「宇宙発想のスキンケアブランド」だという。
2023年10月に発売した、国際宇宙ステーション（ISS）搭載予定の「コスモロジー スペースクルーキット」（クレンジングウォッシュ60g・ローションクリーム30g、7480円。税込み、以下同）
24年1月1日に発売される「コスモロジー クレンジングウォッシュ」（120g、6160円）、「コスモロジー ローションクリーム」 （50g、6600円）。コスモロジー スペースクルーキットと内容物は同じだが、容量・デザインが異なる
このユニークなブランドの発端は3年ほど前に遡る。ポーラ・オルビスホールディングスとANAホールディングスが、「宇宙ライフを美しく快適に」をコンセプトとして製品を共同開発する「CosmoSkin（コスモスキン）」プロジェクトを発足。「宇宙という極限状態を想定した商品開発が、我々の地上生活をサポートし、豊かにすることにもつながるという発想でスタートした」と、ポーラ取締役執行役員ブランドマーケティング担当の御後章氏は言う。
そしてプロジェクトの成果として、JAXAが募集する「宇宙生活と地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア」に採用され、国際宇宙ステーション（ISS）に長期滞在する飛行士に使われることになったのだ。
ポーラ取締役執行役員ブランドマーケティング担当の御後章氏
飛散しない、水を使わない
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