百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査し、“本当に売れているもの”をまとめた「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」。その中から、スキンケアカテゴリーで1位に輝いた商品だけをまとめてお届けする。
「ディオール(DIOR)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」」「SK-II」「「オルビス(ORBIS)」」「エリクシール(ELIXIR)」と、根強いファンが多いブランドの人気アイテムが続々とリニューアルした23年下半期。元々の商品力やブランドの世界観が支持されているだけにベストコスメランキングでも存在感を示しているが、そんな中で新進気鋭のアイテムも……。2024年のスキンケア選びの参考になれば幸いだ。
【クレンジング・洗顔部門1位】
<百貨店部門>
「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」
“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”
人気商品がさらに進化!スキンケア成分UPでさらに評価
ブランドを代表するクレンジングオイルがクレンジング効果、生分解性で進化を遂げ、SNSで評判に。リピーターはもちろんのこと、新規顧客からも高評価を得ている。スキンケア成分は約94%。ツバキ種子油に加えて、新たにツバキ花エキス(共に整肌成分)を配合している。(150mL、5720円/450mL、1万4850円)
<バラエティー・ドラッグストア部門>
「アンドハニー(&HONEY)」
“サボン クレンジングバーム ブルークレイ”
ブルークレイで汚れを落としシカ成分で肌をケア
ハチミツの独自比率や保湿のノウハウを活かしつつ、独自のハニークレンジング処方を導入することで、しっかりメイクを落としながらも潤いのある肌を実現。ブルークレイが皮脂汚れを吸着して毛穴の黒ずみ・ざらつきを落とすとともに、シカ成分が肌トラブルをケアしてつるすべ肌へと導く。エメラルドブルーハニーの香りも人気に。(90g、1980円)
<EC部門>
「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」
“ポアクリア オイル”
コーセーの開発力を注いだ機能性クレンジング
コーセー初の角栓クリア技術を採用したクレンジングオイルで、毛穴の約2万分の1サイズの微細な洗浄成分を配合。古い角質と皮脂が混ざり合った「固まり角栓」をやわらかくほぐし除去する。機能性を追求する「ワンバイコーセー」ならではの高機能クレンジングが高い評価を得た。(180mL、1980円)
【化粧水部門1位】
<百貨店部門>
「ディオール(DIOR)」
“プレステージ マイクロ ローション ド ローズ”
スキンフローラに着目し成分強化
2010年に誕生したプレステージローションがスキンフローラに注目しパワーアップ。環境問わず、変わらない美しさを保つために肌に必要な抵抗力の源とするローズ イーストを新たに発見し取り入れた。上品なバラの香りや浸透力の高さも、ブランドの世界観を堪能できる重要ポイント。(100mL、1万5400円/150mL、1万9800円)
<バラエティー・ドラッグストア部門>
「Nオーガニック(N ORGANIC)」
“プレナム スムーストリートメント ローション”
美容液のような濃厚テクスチャー
とろみのあるテクスチャーと肌がしっとり潤う使用感が話題。“美肌のスーパーフード“で知られるアロニアを1粒ずつ収穫し、皮ごと生絞りで抽出して配合している。齋藤智子・アロマ調香デザイナーが監修したシトラスフローラルの香りも高評価。(100mL、6600円)
<EC部門>
「オルビス(ORBIS)」
“オルビスユー ドット エッセンスローション”
エイジングケアの期待を背負い成分強化!
ブランド最高峰シリーズがリニューアル。肌で起きていることの根本原因に着目し、ポーラ・オルビスグループ独自の肌荒れ防止有効成分のDF-パンテノールを高濃度で配合。エイジングケアが気になる消費者の注目を集めた。【医薬部外品】(180mL、3630円/レフィル180mL、3410円)
【美容液部門1位】
<百貨店部門>
「アルビオン(ALBION)」
“エクラフチュール t”
オリジナル保湿成分を新たに加え新登場
18年発売の美容液”エクラフチュール d”をリニューアル。オリジナルの保湿成分”夢彩花エキス”(シャクヤク花エキス)を配合し、みずみずしい感触で素早く肌に浸透する。以前からの愛用者によるリピート購入のほか、リニューアル発売を機に購入した新規客によりヒットした。(30mL、8250円/60mL、1万5400円/レフィル60mL、1万4850円)
<バラエティー・ドラッグストア部門>
「VT」
“リードルショット100”
天然由来の美容針による新感覚美容液
天然由来の美容針(独自成分のシリカ)を9万5000本配合した美容液。肌のターンオーバーを正常化させ、不要な角質を整えてきめのある肌に導く。チクチクとした刺激が特徴的で、病みつきになる人が続出。(50mL、3520円)
<EC部門>
「イプサ(IPSA)」
“ザ・タイムR デイエッセンススティックe”
外出先でも手軽に使えるスティック美容液
日中のメイク直しに活躍するスティック状美容液。ふっくらと潤い、乾燥して崩れがちな肌も滑らかになり、その後のファンデーションののりを良くする。外出先でも使いやすい形状はもちろんのこと、どんな肌にも合いやすいという声も(9.2g、3190円)
<EC部門>
「VT」
“リードルショット300”
「100」を体験したユーザーが次に行く道は……
天然由来の美容針(独自成分のシリカ)を23万7500本配合。未知のチクチク感を体験してみたいとトライするユーザーが続出し、「100」を使用したユーザーが次の段階として「300」を選ぶこともあるとか。(50mL、4730円)
<EC部門>
「ワン バイ コーセー(ONE BY KOSE)」
“セラム シールド”
肌の水分保持能改善とシワ改善をダブルでかなえる
肌の水分保持能改善とシワ改善をダブルでかなえる、日本初の有効成分“ライスパワー No.11+(プラス)”を配合した薬用保水バーム。潤い改善とシワ改善をかなえる医薬部外品は、大きな関心を集めた。【医薬部外品】(40g、5500円※編集部調べ)
【乳液・クリーム部門1位】
<百貨店部門>
「SK-Ⅱ」
“スキンパワー アドバンスト クリーム”
“エイジングの火種”にアプローチ
ハリの低下、乾燥による小ジワ、キメの乱れ、毛穴の目立ちを引き起こす乾燥状態を “エイジングの火種”とし、キンレンカエキス(整肌成分)とシャクヤクエキス(ハリケア整肌成分)を配合し、新エイジングシリーズとして登場。べた付きが少なく、使用した翌朝肌のふっくら感を感じるとの声が多い。(50g、1万7050円/80g、2万4200円※編集部調べ)
<バラエティー・ドラッグストア部門>
「エリクシール(ELIXIR)」
“レチノパワー リンクルクリーム”
6年ぶりにアップデートし新成分配合
シワ改善効果の認められた純粋レチノールを配合した部分用クリームが6年ぶりにアップデート。肌奥へとシワが進行するメカニズムに着目し、独自成分レチナジーエッセンス(保湿・肌なめらか)を新たに配合した。昨今のレチノール人気の中でも認知度&信頼感ともにダントツ。(S・15g、6490円/L・22g、8690円※編集部調べ)
<EC部門>
「ジバンシイ(GIVENCHY)」
“スキン PFCT コンパクト クリーム N”
保湿ケアにUVプロテクション機能を備えたポータブルクリーム
“持ち運べる100%スキンケア”がアップデート。保湿ケアとUVプロテクション機能を備え、外出先でのケアをスピーディーでスマートにする。グレープフルーツ果実エキスやサンショウモドキ種子エキスから成るビタミン ブレンド コンプレックス(整肌)を配合。肌に潤いと血色を感じさせる輝きをチャージする。[SPF30・PA++](12g、9680円)
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