Men'sBeauty専属モデルの気象予報士・片岡信和さんがスキンケアシェーバーを速攻レビュー
近年、男性の美容に対する意識の高まりが指摘されているが、プラネットが実施した調査によれば（※）、「スキンケアで重視することは？」という質問に対して〝保湿〟が62.3％でトップとなり、それも2位の〝皮脂や汚れを落とす〟の38.1％を大きく上回った。
イマドキ男子にとってのスキンケアとは保湿が第一、ということなのかもしれない。
※インターワイヤードが運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』にて実施のアンケート。 期間／2019年1月11日〜2019年1月25日、DIMSDRIVE モニター3,931 人が回答
それだけに先日パナソニックから発表されたスキンケアシェーバー ラムダッシュES-MT21がネットニュースなどを中心に大きな話題となったのも頷ける。
なんとこのシェーバー、シェービングしながら、同時に化粧水の保湿成分を肌の角質層まで浸透させるという機能を備えているのだ（※）。
※肌の角質層までの浸透。ヒアルロン酸分子量5,000～10,000を使用した浸透量試験に基づく。パナソニック調べ。
パナソニック
スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21
「肌にやさしいシェービング」を基本コンセプトに掲げるラムダッシュは、これまでにも世界トップクラスの性能を誇るリニアモーターの開発や、硬く太いヒゲもスムーズにカットする30°鋭角ナノエッジ内刃、さらにヒゲの濃さをシェーバー本体が判断してパワーを自動コントロールするラムダッシュAIなどを次々に搭載してきた。
今回の新モデルでは、そこに「スキンケア」という新しい機能をプラスさせることで、さらなる進化を目指したという点で大いに注目される。
そこでMen'sBeautyでも専属モデルで俳優・気象予報士の片岡信和さんにレビューをお願いすることにした。片岡さんにはこれまでにも歴代のラムダッシュを体験していただいており、また俳優としてスキンケアにも独自のこだわりを持つ。
片岡信和さん
俳優・気象予報士 Men'sBeauty専属モデル
・テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』(月～金 前8:00～9:55)のお天気コーナーを担当中。
話題の新技術「電気浸透流」とは
そんな片岡さんが、果たしてスキンケアシェーバー「ラムダッシュ」に対してどんな評価を下したのか。注目のレビューの前に、スキンケアシェーバー「ラムダッシュ」の新技術である「電気浸透流」についておさらいしておこう。
「電気浸透流」のイメージ図
この「電気浸透流」とは、プラスからマイナス電極に向かって発生する水の流れのこと。この流れを利用すると、化粧水などに含まれる保湿成分も一緒に移動するため、角質層への浸透量がアップする。
その結果、手で塗った場合よりも化粧水や乳液などの保湿成分を肌の角質層までしっかり届けることが可能になった。特に保湿成分の中でもヒアルロン酸は、手塗りと比較して1.7倍角質層まで浸透させる効果を発揮する（※）。
※ヒアルロン酸水溶液を手で塗布後に化粧水浸透シェービング（イオンレベル：強、温感：高）した場合の浸透面積4,625 μm2/mm2と、手で塗布しただけの場合の浸透面積2,557 μm2/mm2の前腕での比較。パナソニック調べ。
また、電気浸透流によって、化粧水などに含まれる保湿成分を肌の角質層まで浸透させると、手で塗るだけよりも肌の水分減少を4分の１に抑制。肌の乾燥を防いで、うるおいが保持されるという（※）。
※室温20℃、湿度50％、半顔にて試験。化粧水塗布直後から3時間後の肌の水分減少率、シェービングモード（イオンレベル：強、温感：高）で浸透させた場合：-2.81％と、手で塗布のみの場合：-12.72％との比較。パナソニック調べ。
本体ヘッド部に搭載されたイオンプレートに注目
これらの浸透効果を得るには、本体背面のイオンパネルを確実にグリップ。そして3枚刃の刃と同時にヘッド部のイオンプレート天面を肌に当てながらシェービングしていくことがポイントになる。
またスキンケアシェーバー「ラムダッシュ」には、このような化粧水の成分を浸透させる機能をシェービング時以外にも単独で使用できるイオンケアモードも搭載されている。
要チェック！目的によって異なるイオンプレートの当て方
以上の点を踏まえながら、早速、片岡さんに体験していただこう。
まず手順としては化粧水を適量、肌に塗布する。今回はマンダム「ルシード 薬用 トータルケア化粧水」を使用（※）。
※化粧水はヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水をお使いください。化粧水浸透シェービングでは化粧水のみお使いいただけます。
電源をオンした後、「ION」ボタンでイオンレベルを、続いて「WARM」ボタンで温感レベル（イオンプレートの温度）を選択する。画像はイオンレベル強、温感レベルは低を選択した様子。
シェービング時は先ほど説明したように、イオンプレート天面を肌に当てながら、肌の上1cmあたり1秒程度を目安にシェーバーを動かしていく。
そしてスキンケアシェーバー「ラムダッシュ」には、先述したようにこの機能をシェービング時以外にも使用できるイオンケアモードが装備されている。
イオンケアモードを使用する場合も、事前に化粧水、乳液、美容液、シートマスク、クリームなどを肌に塗布。イオンプレートの正面を肌に当てて本体を動かしていく。なお、イオンケアモードでは使用する化粧剤によって動かし方が異なるため注意が必要だ。
（参照 https://dime.jp/genre/917532/）
毎日使うシェーバーが〝美肌機能〟付きとは男子にはうれしいですよね
それでは体験を終えた片岡さんに感想を聞いてみよう。
◎まずスキンケアシェーバーの第一印象から教えてください。
片岡さん 従来のシェーバーで重要視されていた剃り味や肌へのやさしさという点に加え、スキンケアまでできるようになったと聞いて、最初は信じられませんでした（笑）。
でも、本体を見ると独特のストレートなフォルムですし、しかもグレーというラムダッシュでは珍しいカラーリングでしたので、これは〝何か違うぞ〟と。
◎実際に使ってみていかがでしたか？
片岡さん 今日は朝から仕事だったので、当然ヒゲを剃って家を出たのですが、お昼前のこの時間でも『ヒゲって生えてくるんだ』と実感できました。見た目はそれほどでもないのに、カット音がほぼ途切れなかったからです。
そして、このイオンプレートって肌に当てると温かいんですよ（WARM機能ON時）。それがすごく気持ちよくて、保湿成分がじんわりと浸透していくような感覚になりました。
◎実際、手塗りより化粧水の浸透率が向上するそうです。
片岡さん 化粧水だけですとすぐに乾いてしまうような感覚があり、続けて乳液などを使いたくなってしまいます。
でもスキンケアシェーバーを使うと、肌に化粧水が〝残る〟感覚がありました。蒸発しないで、肌に含ませてくれてる感じ、とでも言うのかな（笑）。
◎しかもイオンケアモードを使えば、スキンケアのみの使用も可能です。
片岡さん おそらく自分だけではなく、男性も肌を整えてくれる美顔器系アイテムに興味があると思います。男性も美容に対する関心度が高まっていますからね。しかし、実際には手を出しにくい側面もありますよね。
だからこそ、今回のように男性の生活習慣に欠かせないシェーバーに搭載された、というメリットは大きいと思います。最初のステップとしては、これ以上のモノはないのでは。そもそもスキンケアできるシェーバー、なんて聞いたことがないですから（笑）。
またイオンのモードや温かさの強弱を選べるので、休みの日にじっくりケアしたい時、あるいは手早く済ませたい日といった状況に応じた使い分けもできるのではないでしょうか。
◎そして〝美顔器機能〟搭載にもかかわらず、ボディがコンパクト。
片岡さん そこなんですよね。最初は中身もずっしりと入って重いのかな、と思っていたら、握りやすいし、軽いし（本体約210g）。ヘッドは密着スイングヘッドの可動式なので、肌に密着しやすい。
これもう、普通に買いますよ（笑）。
パナソニック
スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21
本体寸法／高さ17.8×幅6.5×奥行5.5cm
外刃／3枚刃・ステンレス鍛造外刃
内刃／30°鋭角ナノエッジ内刃
パワーコントロール／ラムダッシュAI
電源／充電式 急速1時間充電
付属品／充電スタンド、専用オイル、掃除用ブラシ、ACアダプター
発売／7月1日
オープン価格
撮影／末安善之（人物）
関連情報
https://panasonic.jp/shaver/products/lamdash_wet/es_mt21.html
"スキンケア" - Google ニュース
May 29, 2020 at 04:32PM
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