小惑星に佐賀市星空学習館(同市西与賀町)の近藤昭館長(76)の名前が命名された。2万2394番の小惑星「Kondouakira」の誕生を、国際天文学連合の小惑星センター(米マサチューセッツ州)が11月8日に公表した。
小惑星の大きさとしては比較的大きな直径約10キロで、楕円軌道を描き太陽の周りを約4・38年で1周する。火星軌道と木星軌道の間にある小惑星帯にあり、「小惑星ハンター」と呼ばれる北海道のアマチュア天文家の渡辺和郎さんと円館金さんが共同で発見した。
渡部さんらは、天文同好会の東亜天文学会山田義弘理事長に「天文学の発展に寄与した人物の名前を」と命名権を託した。山田理事長は、佐賀天文協会理事で同館の初代館長である近藤館長に白羽の矢を立てた。
近藤館長は「学術的に人類文化の歴史に名前が残ると思うと恐れ多く、ちょっと気恥ずかしい」と笑い、「星空には感動と不思議がいっぱい」と力を込める。
同協会で小惑星に名前が付いた会員は、100個以上の新星を発見した椛島冨士夫さん(みやき町)など過去に7人いる。近藤館長へは15日に、命名を記念する額が手渡された。
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December 23, 2019 at 06:31AM
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小惑星「Kondouakira」 近藤館長(星空学習館)星の名に - 佐賀新聞
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